みどり湯 (山形県山形市・廃業?)
○みどり湯

※コメントにあるように、2017年12月31日で廃業されたようです。 銭湯ファイトさん情報ありがとうございます。
住所 山形県 山形市幸町14−23 (最寄り 山形駅) 地図
※電話非公開
営業時間 15〜17時
定休日 日曜日(男湯は、月水木金土曜日も休み)※男湯の定休日増えました
2013年8月3・4日に
銭湯ツアーでこのみどり湯にも行く予定です→ 詳細
山形県の銭湯、最後の1軒!!!
東北の銭湯巡りだしてずっと気になっていた事
それは、山形の銭湯「1」。
一般公衆浴場の数(都道府県ごと)は毎年に政府から発表され、HPで簡単に調べる事が出来る。
その中で特に目立つのが、山形県の「1」。もちろん、全県で最も少ない。
ネット調べ出ても、なかなかこの「1」の具体的な銭湯が出てこない
地元の方のHPの銭湯情報をいろいろ調べた結果、
まだ営業している可能性のある山形市内一軒にたどり着いた。
【2013年1月入浴】
ちょうど、山形についた日はかなりの豪雪日。
営業してるかかなり不安に感じながら住所を頼りに現地に向かう。
お!煙突が見える。


店の前についたが、のれんはおろか看板すら出ていない。
正確には、看板はあったのだが消えて全く読めなくなっている。
とりあえず、戸を開ける。 開いた!

店内の掲示を見ると営業時間内のようだ。
だが、番台には人はいなく、他に客がいる気配もしない。女湯は灯がついているが、男湯は灯すらついていない。
「すいません!」と何度も呼ぶが全く返事がない。
しかし、わざわざ新幹線乗ってきているので、ここで引き下がる訳にはいかない。
しょうがなく、裏に回って呼んでみる。
やっと、返事がして店の人が出てきた。
「お風呂入りたいのですが」というと、銭湯に来ているのに
かなり不思議そうな顔をされた。たぶん、常連さん以外はほぼ来ないからだろう。
150円を払って脱衣所に入る。
かなり古い小規模な銭湯だ。

脱衣所の鏡を見て驚く!
「月曜日男湯休みます」「水曜日男湯休みます」「金曜日男湯休みます」
で定休日が日曜日だから、一週間で3日、計6時間しか男湯は営業してないのか!!!
営業時間内に来れた事がラッキーとしか言いようがない。

浴室に入ると
浴槽には保温の為だろうか、完全にふたがしてあった。
壁には小さな熱帯魚のモザイク絵があり、カランにはシャワーはついていない。
男女境はモザイクガラスだ。
店の人が「蛇口は外側の方がお湯でやすいと思う」と言っていたが
いくら出しても水からお湯には変わらない。
カランはあきらめ、浴槽から直接お湯を汲む。こちらは温かい。
体を流し湯船に入ると、意外にも適温だ。あったまる〜
外は雪なのでもうちょっと熱いくらい良かったが、これ以上は望むのは贅沢だろう。
閉店時間も近かったので早めにあがって店を後にした。
どうやら、17時には完全閉店したいようだった。
帰り際、
ご主人が店の前に雪かきをしていたので話を聞くと
やはりここが山形県内最後1軒の銭湯(一般公衆浴場)だそうだ。
「ちょっと昔は市内にも何軒かと、あと『おくりびと』(鶴岡市の鶴乃湯)のもあったんだけどね、
今はここだけだね」
短い営業時間と男湯定休日の多さは、
決まった近所の方しか来ず、女の常連さんはほぼ毎日来るが、男の常連さんは来る日が限られているからだそうだ。
事前に連絡すれば、月水金曜日も男湯入る事は可能だそうだ。
150円という入浴料に、くるのは限られた近所の方のみ。
全く儲けが出る訳ない状況だが
それでも常連さんの為に、銭湯として営業を続ける姿勢には頭が下がる。
山形県の銭湯の火を絶やさないでほしいと願うばかりだ!!!

屋号は、煙突の方がはっきりと読める
※浴室内の写真は、許可もらって撮影しました。

※コメントにあるように、2017年12月31日で廃業されたようです。 銭湯ファイトさん情報ありがとうございます。
住所 山形県 山形市幸町14−23 (最寄り 山形駅) 地図
※電話非公開
営業時間 15〜17時
定休日 日曜日(男湯は、月水木金土曜日も休み)※男湯の定休日増えました
2013年8月3・4日に
銭湯ツアーでこのみどり湯にも行く予定です→ 詳細
山形県の銭湯、最後の1軒!!!
東北の銭湯巡りだしてずっと気になっていた事
それは、山形の銭湯「1」。
一般公衆浴場の数(都道府県ごと)は毎年に政府から発表され、HPで簡単に調べる事が出来る。
その中で特に目立つのが、山形県の「1」。もちろん、全県で最も少ない。
ネット調べ出ても、なかなかこの「1」の具体的な銭湯が出てこない
地元の方のHPの銭湯情報をいろいろ調べた結果、
まだ営業している可能性のある山形市内一軒にたどり着いた。
【2013年1月入浴】
ちょうど、山形についた日はかなりの豪雪日。
営業してるかかなり不安に感じながら住所を頼りに現地に向かう。
お!煙突が見える。



店の前についたが、のれんはおろか看板すら出ていない。
正確には、看板はあったのだが消えて全く読めなくなっている。
とりあえず、戸を開ける。 開いた!


店内の掲示を見ると営業時間内のようだ。
だが、番台には人はいなく、他に客がいる気配もしない。女湯は灯がついているが、男湯は灯すらついていない。
「すいません!」と何度も呼ぶが全く返事がない。
しかし、わざわざ新幹線乗ってきているので、ここで引き下がる訳にはいかない。
しょうがなく、裏に回って呼んでみる。
やっと、返事がして店の人が出てきた。
「お風呂入りたいのですが」というと、銭湯に来ているのに
かなり不思議そうな顔をされた。たぶん、常連さん以外はほぼ来ないからだろう。
150円を払って脱衣所に入る。
かなり古い小規模な銭湯だ。



脱衣所の鏡を見て驚く!
「月曜日男湯休みます」「水曜日男湯休みます」「金曜日男湯休みます」
で定休日が日曜日だから、一週間で3日、計6時間しか男湯は営業してないのか!!!
営業時間内に来れた事がラッキーとしか言いようがない。




浴室に入ると
浴槽には保温の為だろうか、完全にふたがしてあった。
壁には小さな熱帯魚のモザイク絵があり、カランにはシャワーはついていない。
男女境はモザイクガラスだ。
店の人が「蛇口は外側の方がお湯でやすいと思う」と言っていたが
いくら出しても水からお湯には変わらない。
カランはあきらめ、浴槽から直接お湯を汲む。こちらは温かい。
体を流し湯船に入ると、意外にも適温だ。あったまる〜
外は雪なのでもうちょっと熱いくらい良かったが、これ以上は望むのは贅沢だろう。
閉店時間も近かったので早めにあがって店を後にした。
どうやら、17時には完全閉店したいようだった。
帰り際、
ご主人が店の前に雪かきをしていたので話を聞くと
やはりここが山形県内最後1軒の銭湯(一般公衆浴場)だそうだ。
「ちょっと昔は市内にも何軒かと、あと『おくりびと』(鶴岡市の鶴乃湯)のもあったんだけどね、
今はここだけだね」
短い営業時間と男湯定休日の多さは、
決まった近所の方しか来ず、女の常連さんはほぼ毎日来るが、男の常連さんは来る日が限られているからだそうだ。
事前に連絡すれば、月水金曜日も男湯入る事は可能だそうだ。
150円という入浴料に、くるのは限られた近所の方のみ。
全く儲けが出る訳ない状況だが
それでも常連さんの為に、銭湯として営業を続ける姿勢には頭が下がる。
山形県の銭湯の火を絶やさないでほしいと願うばかりだ!!!


屋号は、煙突の方がはっきりと読める
※浴室内の写真は、許可もらって撮影しました。
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| 山形県 | 23:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
みどり湯,廃業・解体へ!(泣)
銭湯ファイト!と申します。
こちらのホームページを参考に,全国の銭湯を巡っています。ありがとうございます。
さて,2018年1月23日(火),みどり湯に初めて訪れたのですが,建物周りに鉄柱が立てられており,また,2台の軽トラックが停まっていて,嫌な予感がしました。
建物の中に入ってみると,番台には誰も座っておられず,また,脱衣場の先にある浴槽は,荒れ果てた感じで,お湯は入っていませんでした。
それでも,奥のボイラーで燃料を燃やす音はするので,その先に向かって,「すいませ~ん!」と呼びかけてみました。
すると,ほどなくして若い女性が出てこられたのですが,昨年12月31日(日)をもって,廃業しました,とのことでした。
そして,近いうちに,建物を解体します,とのことでした。
そのため,みどり湯で入浴することは,結局,叶いませんでした。残念でした……。
みどり湯を立ち去る前に,女性の許可をいただき,内部の写真を撮らせていただきました。
また,建物が解体される前に,その最後を見届けることができたのが,せめてもの救いでした。
とはいえ,私自身,鶴岡市の鶴乃湯にも入れず,そして,今回のみどり湯にも入れずということで,山形県の銭湯には悔しい思いが残る結果となってしまいました。
現在,日本全国において,1日1軒のペースで銭湯がなくなっているという話を聞いたことがあります。
それだけに,こちらのホームページを参考に,今ある銭湯を応援する意味で,日本全国の銭湯をできるだけ訪れておきたいと思っています。
| 銭湯ファイト! | 2018/01/28 21:02 | URL |