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銭湯・奥の細道 (東北と全国の銭湯巡り)

東北を中心に、全国の銭湯・スーパー銭湯・日帰り温泉・サウナ・共同浴場を紹介します!

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えどの湯 (廃業・岩手県洋野町)

○えどの湯


※2018年12月?に閉店しました。

住所 岩手県 洋野町種市第23地割25-141  【 地図 】
電話 0194-65-2453
営業時間 12時〜22時
定休日 第1・3金曜日

最寄り 種市駅(JR八戸線)     駐車場あり


【2013年2月入浴】

岩手最北端のアルカリ鉱泉!銭湯。

たぶん岩手側から行くより、八戸から行った方がアクセスはいいかも。
それくらい青森に近い。
JR八戸線の種市駅から徒歩5分ほど。
種市港の近くにあるその銭湯。小さい町ながら元気に営業している!

 
民家のような外観、細長い煙突、なかなかいい!
ん? よくよく駐車場部分を見ると、なんか浴室跡のようだ↓
 

入口を入るとフロント&広めの休憩所に
ご主人とおおきいドラえもんのぬいぐるみがお出迎え。
入浴料は、券売機で買う。プラスチックの入浴券は珍しい。

脱衣所に入ると、15時頃だったが他に何人か常連さんがいた。
ここのお湯は鉱泉(※簡単に言うと温度の低い温泉)それを加温して出している。
カランのお湯は触った瞬間に違いが分かる!!! 明らかにお湯がぬるっとしてる!
アルカリ度数が結構高いらしい。

浴室は装飾らしいものはほとんどなく、白いシンプルな内装。
男女境は透明度の低いくもりガラス。
大きめな主浴槽と薬湯(この日はアセロラ?表示はなし)
ジェット水流(東北ではメジャー?山口工業の超音波)
あと、乾式サウナ+水風呂が追加料金なしで入れる!

浴槽のお湯は、人が入ってアルカリ性が中和されているのか
カランのお湯ほどのぬるぬる感はなかった。

サウナで常連さんと軽く話したが
方言が強くて単語を聞きとるのがやっと(笑)
「昔東京で働いていた」「東京の銭湯は、サウナ別料金取るんだよな!」等の世間話をちょっと。


風呂を上がったら、フロントは女将さんに交代していた。
岩手の小岩井農場のコーヒー牛乳を飲みながら
気になっていた、駐車場の事を聞いたら、やっぱり以前は駐車場の方に浴室があったそうだ。

一昨年の震災の日、種市の町にも津波が来たが、ここの堤防は決壊する事なく
波がちょっと越えたくらいでギリギリ助かったらしい。
えどの湯も大きな被害はなかったそうだ。
「もし、津波が堤防越えてきたら、きっとここもなくなったね」と女将さんが話してくれた。

↑えどの湯の前の交差点から見た海、かなり近い。

種市もう一軒「マリンサイドスパたねいち」という宿泊食事もできる入浴施設がある。
 

種市、なかなかいい雰囲気の町だった。
   
  

凄い立派な建物でまさか銭湯!と思ったら
昔の公民館的建物で、地域の催しものとかやっていたらしい。
 

| 宮古、久慈、洋野 | 15:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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恵比寿湯(廃業・岩手県久慈市)

○恵比寿湯



※2017年3月に近隣の住宅を含む火事が起き、休業。その後、廃業されました。

住所 岩手県 久慈市八日町2-52  【 地図 】
電話 0194-52-3383
営業時間 14時〜20時
定休日 月曜日

最寄り 久慈駅(JR八戸線・三陸鉄道北リアス線)     駐車場あり

【2013年2月入浴】

近くの道の駅で時間をつぶし開店時間に行きました。
看板や分かりやすい案内板もなく、屋号も入口の電灯部分に小さく書いてあるだけ。
   

すでに女湯の方は常連さんが入っているようで、声や桶を置く音。
その後、男湯の方も常連さんが数名入りに来た。
中はよくある地方の銭湯といった感じ
それでもカランが10以上あるから中規模クラスかな。
鏡の下などに地元の会社の古い看板が出ている。
  
トイレが「大」と「小」で2つあるのと、脱衣所の天井の壁紙が珍しいかな? 

浴槽はメイン、深、あと薬湯がある
メインと深は、温度高めで寒い冬にはありがたい!
薬湯は、半身浴用?なのかお湯が浅くぬるい、
薬湯、「一六〇ハップ温泉」?という謎の表示があったが、普通の入浴剤のように感じた。
 

タイルは派手さはないが、排水路の部分にまで丸タイルが敷き詰められているのは珍しい。
浴室内、傾斜が足りないのか水が少したまっている部分があった。
男女境は厚いガラスの上に目隠しが足されていた。



のれん見たことない形だなと気になってご主人に聞いたら
常連さんの手作りという事だった。
地元で愛されている銭湯なんだなと感じた!


※ご主人に許可取って浴室内も写真撮らせてもらいました。


岩手県久慈市。
岩手もかなり広いので、久慈市となるともう青森の方が近い。
駅前もかなりさびれた感じにはなっていたが、
三陸鉄道の運転再開は喜ばしい!
 
   


久慈市内には現在営業中の銭湯が三軒あり(恵比寿湯、幾久の湯、寿湯)
昔は5軒営業していたが、2軒は廃業し今は建物も残っていないそうだ。

| 宮古、久慈、洋野 | 22:07 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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寿湯(廃業・岩手県久慈市)

○寿湯


※設備の故障で半年ほど休業していましたが、2014年7月7日に営業再開!
2015年2月からふたたび休業、その後閉店されました。


住所 岩手県 久慈市巽町1丁目1  【 地図 】 
電話なし
営業時間 14時〜19時
定休日 月曜日?
最寄り 久慈駅(JR八戸線・三陸鉄道北リアス線)     駐車場あり

【2012年2月訪問・未入浴】

全く事前情報なしで、
偶然久慈市内を歩いていて見つけた!!! 営業中の銭湯。
既に17時30分近くで、この日はタッチの差で入れなかった。
     


翌朝、改めて写真を撮りに行ったら
写真を撮っているのが珍しかったのか女将さん出てきて話が聞けた。
 
↑建物正面の真ん中に螺旋階段があるのは、銭湯としては珍しい造りだ。 

営業時間が短いのは女将さんが一人で営業しているから。
情報がほとんど出てないのは、岩手県の公衆浴場組合をだいぶ前に抜けたかららしい。
確かに、入口の戸を開けた所に全国浴場組合の「ゆ」のマークは貼ってあった。

「(全国浴場)新聞は毎月届くけど、それ以外は特に組合が活動してなくて
組合費を徴収されるだけで、入ってる意味ないから抜けた」との事。
なんか地方の浴場組合の現状が分かる話だ。


女将さんとても元気な方で
市内の銭湯の話、近くの温泉の話、
今度のNHK朝ドラで久慈が舞台になる事(海女が主人公の「あまちゃん」!!!)
「久慈の秋祭りは凄い!」等々色々お話ししてくれた。


次回、久慈に来た時には是非入りたい銭湯だ!

| 宮古、久慈、洋野 | 21:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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幾久の湯 (廃業・岩手県久慈市) ♪オススメ

○幾久の湯


2020年頃、閉店したようです。

住所 久慈市長内町第21地割80-7  【 地図 】
電話 0194-53-2533
営業時間 15時〜19時
定休日 月曜日

最寄り 久慈駅(JR八戸線・三陸鉄道北リアス線)      駐車場あり


ここはたぶん、「日本一キレイな銭湯」だ!

【2013年2月入浴】

宮古市よりもさらに北、岩手県の久慈市までやってきました!
事前に19時までの営業という事を知っていたので
早めに向かう。
しっかり灯がついていて営業しているようだ。
 

女将さんが番台に、入浴料を払って入る。
番台タイプの銭湯では、番台から女湯側に見えないようにカーテンやつい立が設置されている事はよくあるが
ここは男湯側にもカーテンがガッツリ張られている。

脱衣所に入ると、ちょっと違和感を感じる。
キレイなのだ、非常に! きらびやかな綺麗ではなく、何もない方のキレイだ!
とても丁寧に掃除されているのはもちろん、整理整頓が徹底されている。
銭湯ではよく見るロッカーの上の常連さんの風呂道具セット、
まあ普通は、使っていない物も放置され埃やクモの巣と被っているが
ここは最近も来てる常連さんの物だけに4,5個に絞られている。
それに使わなくなった雪印の冷ケースには丁寧にカーテンまでかけられている。


ロッカーが鍵つきじゃなかったので、財布を番台に預け浴室に向かう。
浴室もキレイだ!
確か18時過ぎに行ったはずだが、
まるで開店直後のように浴室の中心に桶と椅子が整列している。

特に装飾のないシンプルな浴室だけに
タイルのキレイさが際立つ!
掃除が行き届いている事がはっきりと分かる!こういう銭湯は大好き!

男女境は、東北銭湯の特徴と勝手に定義している「くもりガラス」(だった気がする。)
天井は湯気抜きの部分があり、高い。
それ故にか、浴室内寒い。まあこの日の久慈市最高気温が0度だったから仕方ない。
ちゃっちゃと体を流して入った浴槽は暖かい、救われた〜

浴槽は浅と深があるが、浴槽自体は一つでバーで仕切ってある感じ。
ジョットがついてて、「超音波」の表示が。
これ青森にある山口工業所の物で東北の銭湯だと時々見かける。


出る時に女将さんに「凄いキレイで驚きました」と伝えたら、
「そんなことないです」と言っていた、謙虚そうな人だ。

人の家に行って、たまに「本当に生活してるの?」と思うような生活感のない家があるが
それの銭湯版に見たような気分だった。


翌朝写真撮りに行きました
 
 

| 宮古、久慈、洋野 | 15:03 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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岩手県宮古市の銭湯



これは銭湯の煙突でなく
宮古市のシンボル「ラサの煙突」です。
全長160m!
精錬所の巨大な煙突で、しかも山の上にあるので遠くからでもよく見えます。
宮古市の人はこの煙突見えると「宮古に帰って来たなあ」と感じるそうです。

宮古市の現在営業中の銭湯は3軒、
一番あった頃で19軒あったらしいです。
その中でも割と最近まで残っていた銭湯のリスト


■宮古市の銭湯  50音順
(以下、宮古大事典の記述を元に加筆)
リンクがついてる銭湯については、それぞれの記事にとべます。

旭  湯 住所:宮古市西町1丁目5−16  電話:0193-62-4668  【 地図 】  
田の神湯 宮古市田の神2丁目3−6 0193-62-7771  【 地図 】
福 島 湯 宮古市末広町1−6     0193-62-2007  【 地図 】

七 滝 湯 宮古市鍬ヶ崎仲町3−18  【 地図 】  *2011年3月より休業中 

磯 の 湯 宮古市磯鶏1丁目3−22  *2010年8月頃?に廃業
銀杏の湯 宮古市南町12−13     *廃業
福 乃 湯 宮古市大通1丁目2−1  *2006年5月に廃業
富士乃湯 宮古市保久田1−17    *2004年頃?に廃業
不 動 園 宮古市日影町5−23    *2009年6月に廃業
緑  湯 宮古市緑ヶ丘2−7    *2006年頃に廃業



宮古大事典
http://www.geocities.jp/jinysd02/m_d1.html

↑このHP、宮古市の情報が非常に細かく詳しく載っています。
一つ一つの出来事・商店について、エピソードなども含め書いてあります。
個々の銭湯(廃業した所も含め)も、とても丁寧な記述に驚きました!

宮古市の銭湯の記事を書く際も参考にさせていただきました。

宮古大事典
はっきり言って素晴らしい仕事です!

| 宮古、久慈、洋野 | 11:39 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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