霊場 恐山 4つの湯小屋 (青森県むつ市)
○霊場 恐山 4つの湯小屋

住所:青森県 むつ市大字田名部字宇曽利山3-2
電話:0175-22-3825(恐山菩提寺 寺務所内) 地図
営業時間:朝6時~18時(開山期間5月1日~10月31日)
定休日:開山期間中はなし
駐車場あり ※入浴料は無料だが、恐山入山料500円必要
【2014年7月入浴】
まさにあの世に一番近い温泉?!「霊場 恐山」にある無料の温泉!

恐山の境内には、4つの湯小屋
「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」「花染の湯」 がある。


そのうち、「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」の3つは、恐山入ってすぐの参道脇にあり、分かりやすい。
それゆえに入浴客はもちろん、結構な頻度で入浴しない客も「中どうなってるの?」と入口からのぞきに来る。
外には「男湯」「女湯」の看板もちゃんと出ているので、異性のお客さんがのぞきに来る事はまずないと思うが。
入浴客は地元の人と言うよりも、参拝にきた色々な地方の人という感じ。
で、「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」は、日によって、男湯・女湯が入れ替わる。
行った日は、薬師の湯→男。古滝・冷抜の湯→女。という割り振りだった。
上記の3つの湯小屋から大きく離れた場所にあるのが「花染の湯」

入口から来ると宿坊「吉祥閣」の裏にあり、場所が分かりづらく「本当にあるの?」と心配になるくらいだ。
ちなみにここだけは「男女混浴」で毎日固定だそうだ。
この日薬師の湯と花染の湯に入ったが、個人的には花染の湯をオススメしたい!
確かに、混浴と言うのは特に女性にはかなりリスクが高いが
入口からかなり離れていてなおかつ場所も分かりづらいので、ほとんど他に人が来ない。
実際に自分が入った時も30分以上いたが、入浴はおろか近くを通る人すらいなかった。
(帰る時、やっと一人入浴目的っぽい人とすれ違ったが)
なので、非常に静かで「恐山の湯小屋」という空間を満喫できるとも言える。


湯小屋内は、細かい差異はあるが基本どこも同じ作りで
簡易の脱衣用の棚があり、桶はあるがカランやシャワーはない。
もちろん、石けんシャンプータオル等もない。
浴槽は、2つか3つに分かれていて、薬師の湯の場合は、「あつめ」「ぬるめ」に分かれていた。
窓を開けると、外が思いっきり見え、参道を歩いている人と目が合うとちょっと気まずい
お湯は、かなり強い硫黄の温泉で、
湯小屋内の掲示には、「長時間の入浴はよくない」「目がしみるから顔洗わないで」「入浴中は換気して」などの注意書きがあった。
実際、ここで使ったタオルはいくら洗っても数日間は硫黄臭が抜けなかった。
湯あがりは霊場アイスで決まり!

温泉でよく温まった体に、この冷たいアイスは格別!!うまい!!
アイスの売り子のおばちゃんとても親切な人で、
アイス装置の仕組み(電力は使わず、大量の氷と塩で冷やしているらしい)、恐山やイタコさんの情報も教えてくれた。

宿坊は以前は数千円で泊まれたらしいが、最近きれいに建替えて、それにともない宿泊料も一万二千円に。
ちなみに宿坊内には宿泊客用の大浴場があるらしい。
いや~。霊場 恐山、どんなもんだろうと半信半疑で行ったが
なかなかの「異界」ぶり!



自分は霊感とかあまりない方だが、「この世の果て」を感じさせる景色になんかゾワゾワくるものがあった。
たしかに数十年・数百年前の情報が少ない時代なら、さらに感じるものも多かったかも。
一生に一度は来ておくべき場所だね!
☆ついでに、イタコさん情報!

「恐山といえば、口寄せのイタコ」というイメージがあるが、
イタコさんがいるのは夏の大祭典(7月20~24日)と秋詣り(10月の連休)の期間だけ。
あと、恐山菩提寺とイタコさんは無関係。境内の場所を貸しているだけ?の関係らしい。
ちなみに昔は十数人来ていたイタコさんだったが、後継者不足&高齢化で
今年(2014年)のイタコさんは3名。
著名な盲目のイタコさんは高齢の為引退し現在は老人ホームにいるとか(霊場アイスおばちゃん情報)
夏の大祭典のときは、イタコさん目当てで全国から人が集まるので、朝から並んでも数時間待ちの大行列になるらしい。
そして、今年はなぜか夏の大祭の1週間前から、イタコさん恐山に来ていたそうで
行った日(大祭の前日)は時間帯によっては待ち時間なしで見てもらえたみたい。
※こういう事は今まではなかったらしい(霊場アイスおばちゃん情報)
おしまい。

住所:青森県 むつ市大字田名部字宇曽利山3-2
電話:0175-22-3825(恐山菩提寺 寺務所内) 地図
営業時間:朝6時~18時(開山期間5月1日~10月31日)
定休日:開山期間中はなし
駐車場あり ※入浴料は無料だが、恐山入山料500円必要
【2014年7月入浴】
まさにあの世に一番近い温泉?!「霊場 恐山」にある無料の温泉!

恐山の境内には、4つの湯小屋
「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」「花染の湯」 がある。





そのうち、「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」の3つは、恐山入ってすぐの参道脇にあり、分かりやすい。
それゆえに入浴客はもちろん、結構な頻度で入浴しない客も「中どうなってるの?」と入口からのぞきに来る。
外には「男湯」「女湯」の看板もちゃんと出ているので、異性のお客さんがのぞきに来る事はまずないと思うが。
入浴客は地元の人と言うよりも、参拝にきた色々な地方の人という感じ。
で、「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」は、日によって、男湯・女湯が入れ替わる。
行った日は、薬師の湯→男。古滝・冷抜の湯→女。という割り振りだった。
上記の3つの湯小屋から大きく離れた場所にあるのが「花染の湯」

入口から来ると宿坊「吉祥閣」の裏にあり、場所が分かりづらく「本当にあるの?」と心配になるくらいだ。
ちなみにここだけは「男女混浴」で毎日固定だそうだ。
この日薬師の湯と花染の湯に入ったが、個人的には花染の湯をオススメしたい!
確かに、混浴と言うのは特に女性にはかなりリスクが高いが
入口からかなり離れていてなおかつ場所も分かりづらいので、ほとんど他に人が来ない。
実際に自分が入った時も30分以上いたが、入浴はおろか近くを通る人すらいなかった。
(帰る時、やっと一人入浴目的っぽい人とすれ違ったが)
なので、非常に静かで「恐山の湯小屋」という空間を満喫できるとも言える。





湯小屋内は、細かい差異はあるが基本どこも同じ作りで
簡易の脱衣用の棚があり、桶はあるがカランやシャワーはない。
もちろん、石けんシャンプータオル等もない。
浴槽は、2つか3つに分かれていて、薬師の湯の場合は、「あつめ」「ぬるめ」に分かれていた。
窓を開けると、外が思いっきり見え、参道を歩いている人と目が合うとちょっと気まずい
お湯は、かなり強い硫黄の温泉で、
湯小屋内の掲示には、「長時間の入浴はよくない」「目がしみるから顔洗わないで」「入浴中は換気して」などの注意書きがあった。
実際、ここで使ったタオルはいくら洗っても数日間は硫黄臭が抜けなかった。
湯あがりは霊場アイスで決まり!




温泉でよく温まった体に、この冷たいアイスは格別!!うまい!!
アイスの売り子のおばちゃんとても親切な人で、
アイス装置の仕組み(電力は使わず、大量の氷と塩で冷やしているらしい)、恐山やイタコさんの情報も教えてくれた。

宿坊は以前は数千円で泊まれたらしいが、最近きれいに建替えて、それにともない宿泊料も一万二千円に。
ちなみに宿坊内には宿泊客用の大浴場があるらしい。
いや~。霊場 恐山、どんなもんだろうと半信半疑で行ったが
なかなかの「異界」ぶり!














自分は霊感とかあまりない方だが、「この世の果て」を感じさせる景色になんかゾワゾワくるものがあった。
たしかに数十年・数百年前の情報が少ない時代なら、さらに感じるものも多かったかも。
一生に一度は来ておくべき場所だね!
☆ついでに、イタコさん情報!


「恐山といえば、口寄せのイタコ」というイメージがあるが、
イタコさんがいるのは夏の大祭典(7月20~24日)と秋詣り(10月の連休)の期間だけ。
あと、恐山菩提寺とイタコさんは無関係。境内の場所を貸しているだけ?の関係らしい。
ちなみに昔は十数人来ていたイタコさんだったが、後継者不足&高齢化で
今年(2014年)のイタコさんは3名。
著名な盲目のイタコさんは高齢の為引退し現在は老人ホームにいるとか(霊場アイスおばちゃん情報)
夏の大祭典のときは、イタコさん目当てで全国から人が集まるので、朝から並んでも数時間待ちの大行列になるらしい。
そして、今年はなぜか夏の大祭の1週間前から、イタコさん恐山に来ていたそうで
行った日(大祭の前日)は時間帯によっては待ち時間なしで見てもらえたみたい。
※こういう事は今まではなかったらしい(霊場アイスおばちゃん情報)
おしまい。
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