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銭湯・奥の細道 (東北と全国の銭湯巡り)

東北を中心に、全国の銭湯・スーパー銭湯・日帰り温泉・サウナ・共同浴場を紹介します!

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三島湯 (青森県八戸市)

○三島湯
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住 所:青森県八戸市白銀1-8-9  (最寄り 八戸線 白銀駅)   地図
電 話:0178-33-0337  
営業時間:16時~22時(日曜12時~22時) ←早めに閉店する事が多い   
定休日:月・水・金曜日   駐車場あり


【2014年7月入浴】

ここは、東北屈指!いや全国屈指の名銭湯である!

まず、ここを知ったのは、シドさんという青森の温泉ファンの方がHP
この三島湯を強くオススメしてたから。
一般的な温泉ファンの方は湯質とか重視なので、普通の湯わかし銭湯をあまり評価しない傾向がある。
なのに、わざわざTOPページで猛烈プッシュしていて、これは何かあるなと思い、
旅行の予定を早めてここに入る為に下北から八戸に戻ってきた。

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着いた時にはもうすでに夜。
近くに商店街らしいものあったが、ほとんど閉まっていて、三島湯だけが灯がともっている状態。

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暖簾をくぐると
「さっき電話くれた方?」と女将さんがあたたかく迎えてくれた。

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入るとまず感じる建物の歴史!重厚感!
聞けば、昭和2年創業。建物もほぼそのままらしい。
数多くある八戸の銭湯の中でも最も古いらしい。
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建物の古さもそうだが、脱衣所の床!
とても丁寧に手入れされている事が、肌感覚・足の裏からも伝わってくる!

服を脱いで浴室に入るとさらに驚く。
地方の銭湯いろいろまわっていて、最近ここまで心動かされた事があっただろうか。
三島湯は浴室に入った瞬間!間違えなく感動した!
浴室奥のモザイクタイル絵! (※あえて写真載せません~)
そんなに大きくはないが、浴室によくマッチしている。
タイル絵の題材は、松島?北茨城の六角堂?のようにも見えなくもないが、題材は不明らしい。
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これまた、古いながらよく手入れされ浴室。お湯たっぷりの湯船に浸かれば
下北から八戸までの100km超の道のりの疲れも吹っ飛ぶ!


湯あがり、休憩しながら
もう常連さんも帰って誰も来ないという事なので女湯も見せてもらった。
で、これまたビックリ。女湯の方はタイル絵の題材が全く違い
こちらの方が、男湯より数段完成度が高い!!!  (※あえて写真なし!)

一生叶わぬ夢だが、三島湯の女湯の方に入りたいと思ってしまうくらい。


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話を聞くと、べた褒めしたモザイクタイル絵よりも、女将さんは脱衣所の床の方に愛着があって
「長い事やっていると、ここが顔に見えたり動物の形に見えたりするのよね♪」
と教えてくれた。
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ここ女将さん一人でやっていて年齢的にもそうだし最近の燃料費高でなかなか厳しいそうだ。
「営業日減らして今はやってるけど、いつまで続けられるかね。」と言っていた。


その後、お礼を言って銭湯を後にした。
三島湯は、銭湯好きなら訪れることが必然の名銭湯だろう!
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浴室のモザイクタイル絵も写真撮らせてもらったが、あえて載せません。
画像にすると「あーこんなもんか」となりそうなので、是非足を運んで直接行って見てほしい!
風呂好きなら、絶対に感動するはず!!!


おしまい

| 八戸市 | 10:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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霊場 恐山 4つの湯小屋 (青森県むつ市)

○霊場 恐山 4つの湯小屋
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住所:青森県 むつ市大字田名部字宇曽利山3-2   
電話:0175-22-3825(恐山菩提寺 寺務所内)   地図
営業時間:朝6時~18時(開山期間5月1日~10月31日)   
定休日:開山期間中はなし   
駐車場あり    ※入浴料は無料だが、恐山入山料500円必要  


【2014年7月入浴】

まさにあの世に一番近い温泉?!「霊場 恐山」にある無料の温泉!

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恐山の境内には、4つの湯小屋
「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」「花染の湯」 がある。

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そのうち、「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」の3つは、恐山入ってすぐの参道脇にあり、分かりやすい。
それゆえに入浴客はもちろん、結構な頻度で入浴しない客も「中どうなってるの?」と入口からのぞきに来る。
外には「男湯」「女湯」の看板もちゃんと出ているので、異性のお客さんがのぞきに来る事はまずないと思うが。
入浴客は地元の人と言うよりも、参拝にきた色々な地方の人という感じ。

で、「薬師の湯」「古滝の湯」「冷抜の湯」は、日によって、男湯・女湯が入れ替わる。
行った日は、薬師の湯→男。古滝・冷抜の湯→女。という割り振りだった。


上記の3つの湯小屋から大きく離れた場所にあるのが「花染の湯」
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入口から来ると宿坊「吉祥閣」の裏にあり、場所が分かりづらく「本当にあるの?」と心配になるくらいだ。

ちなみにここだけは「男女混浴」で毎日固定だそうだ。
この日薬師の湯と花染の湯に入ったが、個人的には花染の湯をオススメしたい!

確かに、混浴と言うのは特に女性にはかなりリスクが高いが
入口からかなり離れていてなおかつ場所も分かりづらいので、ほとんど他に人が来ない。
実際に自分が入った時も30分以上いたが、入浴はおろか近くを通る人すらいなかった。
(帰る時、やっと一人入浴目的っぽい人とすれ違ったが)
なので、非常に静かで「恐山の湯小屋」という空間を満喫できるとも言える。

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湯小屋内は、細かい差異はあるが基本どこも同じ作りで
簡易の脱衣用の棚があり、桶はあるがカランやシャワーはない。
もちろん、石けんシャンプータオル等もない。
浴槽は、2つか3つに分かれていて、薬師の湯の場合は、「あつめ」「ぬるめ」に分かれていた。
窓を開けると、外が思いっきり見え、参道を歩いている人と目が合うとちょっと気まずい

お湯は、かなり強い硫黄の温泉で、
湯小屋内の掲示には、「長時間の入浴はよくない」「目がしみるから顔洗わないで」「入浴中は換気して」などの注意書きがあった。
実際、ここで使ったタオルはいくら洗っても数日間は硫黄臭が抜けなかった。


湯あがりは霊場アイスで決まり!
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温泉でよく温まった体に、この冷たいアイスは格別!!うまい!!
アイスの売り子のおばちゃんとても親切な人で、
アイス装置の仕組み(電力は使わず、大量の氷と塩で冷やしているらしい)、恐山やイタコさんの情報も教えてくれた。

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宿坊は以前は数千円で泊まれたらしいが、最近きれいに建替えて、それにともない宿泊料も一万二千円に。
ちなみに宿坊内には宿泊客用の大浴場があるらしい。


いや~。霊場 恐山、どんなもんだろうと半信半疑で行ったが
なかなかの「異界」ぶり! 
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自分は霊感とかあまりない方だが、「この世の果て」を感じさせる景色になんかゾワゾワくるものがあった。
たしかに数十年・数百年前の情報が少ない時代なら、さらに感じるものも多かったかも。
一生に一度は来ておくべき場所だね!


☆ついでに、イタコさん情報!

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「恐山といえば、口寄せのイタコ」というイメージがあるが、
イタコさんがいるのは夏の大祭典(7月20~24日)と秋詣り(10月の連休)の期間だけ。
あと、恐山菩提寺とイタコさんは無関係。境内の場所を貸しているだけ?の関係らしい。

ちなみに昔は十数人来ていたイタコさんだったが、後継者不足&高齢化で
今年(2014年)のイタコさんは3名。
著名な盲目のイタコさんは高齢の為引退し現在は老人ホームにいるとか(霊場アイスおばちゃん情報)
夏の大祭典のときは、イタコさん目当てで全国から人が集まるので、朝から並んでも数時間待ちの大行列になるらしい。

そして、今年はなぜか夏の大祭の1週間前から、イタコさん恐山に来ていたそうで
行った日(大祭の前日)は時間帯によっては待ち時間なしで見てもらえたみたい。
※こういう事は今まではなかったらしい(霊場アイスおばちゃん情報)


おしまい。

| むつ市 | 22:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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葭の湯 (青森県むつ市)

○葭の湯 
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住所:青森県むつ市海老川町21−1  (最寄り JR大湊線・下北駅)  地図
電話:0175-22-4828   
営業時間:13時~22時   
定休日:金曜日   駐車場あり


【2014年7月訪問・未入浴】

なぜか煙突が3本も!下北・異形の銭湯!
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ちなみに屋号は、葭の湯 (よしのゆ)と読みます。
なんで小さめの銭湯なのに、3本も煙突があるんだろう?
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謎だ!謎だ!謎だ!

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結局、時間が合わず今回の旅行では入れず、謎のまま。。。
設備的には結構充実してそう。


にしても、いい外観の銭湯だ!
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| むつ市 | 17:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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寿湯 (青森県むつ市)

○寿湯
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住所:青森県 むつ市小川町2丁目4−29  地図  
電話:0175-22-2502 
営業時間:12時~22時   
定休日:月曜日   駐車場あり


【2014年7月訪問・未入浴】

下北むつ市の温泉銭湯!
にしても、遠くから見てもはっきりと分かる! 積まれた廃材の量が半端ない!! 

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川に落ちないのかな?と心配になる程の燃料の廃材の量、
建物の裏どこまでも続いているような。。。
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開店前の時間、ご主人が廃材の整理をしてた。
余談だが、銭湯の燃料に廃材を使う場合、こちらの都合で注文したり一定の量お願いしたりするのが難しく
まとまった量が一気に来るので、それだけの量をストックしておくだけの敷地が必要なんだって。【別の銭湯のご主人の話】

2階は広告会社が入っているみたいだ。
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あと、この近くに「弘前湯」という銭湯が昔あって、
現在そこにはお洒落な洋食レストランになっている。
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「パザパ」
住所 青森県むつ市小川町2-10-1  電話0175-34-9707
銭湯の煙突は残っていたが、中はきれいに改装されてた。
釜場等が残っているかまでは聞けなかった。結構混雑してて忙しそうだったので。

| むつ市 | 16:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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よこはま温泉(横浜町老人福祉センター) (青森県横浜町)

○よこはま温泉(横浜町老人福祉センター)
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住所:青森県 上北郡横浜町三保野57-8  (最寄り JR大湊線・陸奥横浜駅)  地図
電話:0175-78-6531 
営業時間: 月・火・水曜日 14時~20時(サウナ16時~20時)
金・土・日曜日 11時~20時(サウナ13時~20時)     
定休日:木曜日   
駐車場あり     入浴料350円


【2014年7月訪問・未入浴】

横浜町老人福祉センター内の浴場を
一般にも開放している温泉施設。
横浜町唯一の入浴施設でもあるらしいです。
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周囲には、図書館や幼稚園?等の公共施設も集まっている。

ちょっとトイレ借りたくて入ったら、
中は公民館みたいな雰囲気で、受付で料金払って入る形のよう。
一応、浴室にはのれんもあった。
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| 上北郡 | 09:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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